ClearSpace、英国初のデブリ除去ミッション「UK ADR」の契約獲得
ClearSpace Awarded Contract for UK ADR, Britain’s First Space Debris Removal Mission.
2026-10-15
ClearSpace(ルクセンブルグ)の英国法人ClearSpace UKは、英国宇宙庁(UKSA)より宇宙デブリ除去ミッション・UK ADR(Active Debris Removal)ミッションの契約を獲得しました。契約額は6100万ポンド。
ADRミッションでは、運用終了した英国衛星2機を軌道上で捕獲、除去する予定です。ADRのローンチと運用開始は2029年、衛星除去は2032年までに実施する計画となっています。UKSAが顧客として要求仕様の定義と履行監督を行います。ClearSpaceは、宇宙機の設計・製造からミッション遂行を担います。
英国政府は今年9月に宇宙戦略を発表。その中では、4つの重要分野の1つが軌道上サービス・組み立・製造(ISAM: In-orbit Servicing, Assembly and Manufacturing)とされています。ADRは、非協力物体への接近運用(RPO)、捕獲、除去技術や、自律誘導・航法・制御(GNC)技術を実証し、将来的なISAMの技術確立を図るものです。また、ADR宇宙機は軌道上での燃料補給も可能な仕様が予定されています。
ADRでは複数企業による段階的な競争調達が行われてきました。競争調達には、アストロスケールも参画していましたが、今回の最終フェーズでClearSpace社が選定された形となります。ClearSpace社は、欧州宇宙機関(ESA)と進める宇宙デブリ除去ミッション「Clearspace-1」の実施も予定しています。
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