アメリカ宇宙軍と国防イノベーションユニット、静止軌道の宇宙状況把握プロジェクトGHOST-R宇宙機プロトタイプを2社に発注

The US Space Force and the Defence Innovation Unit select two companies for prototype GHOST-R vehicles for a geostationary orbit space situational awareness project

2026-09-18

アメリカ宇宙軍・宇宙システム司令部(SSC)と国防総省・国防イノベーションユニット(DIU)は、共同で静止軌道上の宇宙状況把握プロジェクトGHOST-Rの宇宙機プロトタイプを2社に発注しました。契約を獲得したのは、True AnomalyとNorthrop Grummanとなります。契約額は非開示となっています。

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Credit:istock.com

契約に基づいて、両社は既存の商用衛星プラットフォームを活用した短期・低コスト開発に取り組みます。True Anomalyは、同社のJackal宇宙機プラットフォーム。Northrop社は、ESPASat-Lプラットフォームを使用するとしています。宇宙機は2028年にローンチ、2029年以後、米国政府の所有・運用アセットになる予定です。

アメリカ宇宙軍は今年4月、静止軌道上の宇宙状況把握(SSA)を目的とする衛星コンステレーション「RG-XX」構築に向けて、ベンダー14社を選定しています。GHOST-Rプロジェクトは、RG-XXの一部を構成するもので、今回契約授与された2社は選定ベンダー14社から選定されています。

RG-XXプログラムは、静止軌道(GEO)に多数衛星で構成するコンステレーションを構築し、近傍領域の宇宙物体の検知、追跡、行動分析、敵対行動予知などの状況把握能力を高度化する計画です。アメリカ宇宙軍は現在、静止軌道状況把握にGSSAP(Geosynchronous Space Situational Awareness Program)衛星群を運用しています。GSSAP衛星の主契約者はNorhrop Grumman社です。GSSAPは2014年に初号機を打ち上げ、2017年から運用に入っており、これまで衛星8機が投入されています。残り衛星2機(GSSAP9/10)は、2027年に打ち上げ予定となっています。
RG-XXはGSSAPの後継システムの位置づけで、2030年以降も静止軌道の状況把握を継続、強化するものです。

*GHOST-R: Geosynchronous High-Resolution Optical Space-Based Tactical Reconnaissance


【参考】

アメリカ宇宙軍

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【関連リンク】

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