Synspectiveと三菱重工業、H3ロケットでの衛星打ち上げ輸送契約を締結

Synspective and Mitsubishi Heavy Industries sign contract for satellite launch services using the H3 rocket

2026-09-18

Synspectiveと三菱重工業は、H3ロケットによる衛星打ち上げ契約を締結しました。契約に基づいて三菱重工は、Synspective社の小型SAR衛星StriX2機をH3ロケットにより打ち上げ、中傾斜軌道に投入します。実施は2027年の予定です。

Synspective社は、これまでStriX衛星11機をElectronロケットでローンチしており、また残り16機の打ち上げ契約を有しています。日本の基幹ロケットH3のローンチ枠を加えることで輸送基盤を強化し、衛星コンステレーション構築の確度を高める計画です。
今月は同社以外にも、QPS研究所やElevation Spaceなどの衛星事業者がH3ロケットによる打ち上げ契約の締結を発表しています。ドイツのローンチインテグレータ、Exolaunch社もH3ローンチを契約していることから、さらに小型衛星多数がH3のライドシェアで輸送されると見られます。

Synspectiveは、宇宙戦略基金事業の技術開発テーマ「商業衛星コンステレーション構築加速化」の採択事業の実施機関です。同基金事業の打ち上げは、実質的に国内ローンチャーを使用することが要件となっています。日本で現在運用されているロケットはH3のみとなっており、国内新興ローンチ企業による新型ロケットは、まだ飛行に成功していない状況です。H3の契約増加は、同ロケットの飛行実績積み上げによる信頼度の向上に加えて、宇宙戦略基金事業による国内打ち上げ需要喚起策、および、その一方で国内の新興ロケットの安定運用が見えない状況、などが重なっているためと見られます。


【参考】

Synspective

Synspective (English)

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