Axiom Spaceと欧州宇宙機関、国際宇宙ステーション退役後の協力強化に関するMoUを締約
Axiom Space and European Space Agency Sign Memorandum of Understanding to Strengthen Cooperation after retirement of the International Space Station
2026-09-12
Axiom Space(米国)と欧州宇宙機関(ESA)は、2030年に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)退役後の協力強化に関する覚書(MoU)を締結しました。MoUは9月10日、パリのESA本部で両者の代表により署名されました。
MoUは、ISSおよび商業宇宙ステーションなど低軌道上(LEO)の拠点活動に関する協力の枠組みを検討するものとなります。両者は、2023年10月にも期間3年のMoUを締結しており、今回はその内容を引継ぎ、さらに協力検討項目を具体化するものとなります。
Axiomは商業宇宙ステーションAxiom Stationの開発を進めています。Axiom StationではまずモジュールをISSに連結、運用を行った後、ISS退役前にモジュールを分離し独立運用を開始。さらに追加でモジュール増設が開始される計画です。Axiom Stationのモジュール初回ローンチは、現状では2028年の予定です。
今回のMoUでの検討項目は以下のとおりです。
■Axiom Stationの利用、整備での協力
欧州宇宙飛行士によるミッション、ESAによる施設、活動への貢献、微小重力研究の顧客利用促進、科学ペイロード開発・搭載など。
■欧州の宇宙輸送機との連携
ESAが開発を進める欧州の宇宙補給船(ALLADINプロジェクト)を活用したAxiom Stationの運用、また将来的な欧州の有人宇宙船の利用可能性。なおALLADINはISSへの初回飛行が2028年以降の予定。
■宇宙服・船外活動での協力
Axiomが開発するAxEMU宇宙服を活用。欧州宇宙飛行士センター(EAC)で船外活動、月面活動の訓練や技術貢献、など
【参考】
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