火星衛星探査ミッションMMX、2026年10月20日に打ち上げ予定

Mars Moon Exploration Mission MMX to be launched this October

2026-08-20

JAXAは、火星衛星探査ミッションMMXの探査機打ち上げは、2026年10月20日の予定と発表しました。打ち上げ予備期間は10月21日から11月7日。H3ロケット10号機で種子島宇宙センターからローンチ予定となります。H3ロケットの構成は「H3-24L」で、メインの液体エンジンLE-9が2基、固体ロケットブースターSRB-3が4本、ロングフェアリング(衛星格納部)の組み合わせです。

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Photo Credit: JAXA

MMXは、世界初となる火星衛星からのサンプルリターンミッションです。火星からの高度約6000kmの衛星フォボスへ探査機で着陸、サンプルを採取し、地球への帰還を目指します。またミッション終盤には、もう1つの火星衛星ダイモスのフライバイ観測も実施予定です。サンプル解析や観測を通じて火星衛星の起源を明らかにすることで、火星圏と太陽系惑星の形成や進化の解明に寄与することを目指します。また火星-地球間の往復、サンプルリターンなど探査技術の高度化も目的としています。

MMXは、JAXAが主導する大型国際協力ミッションでNASA、CNES(フランス国立宇宙研究センター)、ESA(欧州宇宙機関)、DLR(ドイツ航空宇宙センター)など、欧米の主要宇宙機関からのペイロード機器も搭載されます。また、科学研究のために大学・研究機関多数から成る科学コミュニティからの協力、そしてミッション探査機・機器開発に幅広い企業からの協力を得て、プロジェクトは推進されています。MMX探査機開発の主契約者は三菱電機となっています。MMXは主推進に化学推進装置を搭載、打ち上げ時質量は4480kgの大型探査機となります。

JAXAは、昨年11月よりMMX応援キャンペーン「#グッドラックMMX」を展開。特設ウェブサイトを開設し、一般からの応援メッセージ募集を行いました。応援メッセージは、探査機に搭載され火星衛星を往復し地球に戻る予定です。また今年1月には、JAXA宇宙飛行士の米田あゆさんと諏訪理さんの両名がMMX広報アンバサダーに就任しています。MMXプロジェクトの意義や目的をわかりやすく社会に発信する役割となります。

MMXミッションのタイムラインは、以下のとおりです。
2026年10月:打ち上げ
2027年度:火星圏到着
2030年度:火星圏離脱
2031年度:地球帰還


【参考】

JAXA

JAXA (MMX)

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