スウェーデンの投資ファンドEQT、Exolaunch社の買収に合意
Swedish investment fund EQT agrees to acquire Exolaunch
2026-06-18
スウェーデンの投資会社EQTは、ローンチサービスを提供するExolaunch(ドイツ)と同社の買収に合意しました。買収額は非開示です。規制当局などの承認が下りれば、買収は2026年の第4四半期に完了見込みです。
EQTはスウェーデン・ストックホルムが本社で、北欧最大のプライベートエクイティ・ファンドとされています。世界中に拠点を持ち、管理運用資産は2026年第1四半期で2690億ユーロとなっています。今回の買収はEQTによる初めての宇宙企業への投資案件とのこと。Exolaunch社創業者・社長のDmitriy Sternharz氏からのオーナー交代となり、現経営チームは存続すると見られます。EQTは、Exolaunch社の世界拡販、新たな衛星投入技術、衛星ミッションやローンチの新サービス開発など、事業強化を支援していく計画です。
Exolaunchは、ライドシェア打ち上げミッションで複数の小型衛星を軌道投入するための分離放出機構を自社で開発製造しています。それらを活用して小型衛星の統合・打ち上げ管理サービスを提供しており、ライドシェア打ち上げミッションで多数の小型衛星の軌道投入実績があります。顧客の衛星事業者から見ると、打ち上げプランニングから、希望の時期に希望する軌道へ、ローンチ枠確保も含めて衛星投入までをエンドツーエンドで受託してもらえるサービスとなります。
Exolaunchは、SpaceXのライドシェアミッションTransporterとBandwagonシリーズには、過去すべてのミッションに参加、ローンチ管理サービスを提供しています。これまで通算47回のミッションで、790機以上の衛星を軌道投入したとのこと。直近ではSpaceXとFalcon9ロケットの専用打ち上げを複数契約し、Exolaunch主催の専用ライドシェア(Exo-1/2)を2027年と2028年に計画していることが発表されています。
Exolaunchの事業は拡大傾向が続いており、新オーナーおよびその資金力と、高まるローンチ需要を背景に新たな成長フェーズに入ることが期待されます。
【参考】
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