Surrey Satellite Technology Ltd、民間宇宙望遠鏡Lazuliの宇宙機開発を契約
Surrey Satellite Technology Ltd has been awarded a contract to develop the spacecraft for the private space telescope Lazuli
2026-03-09
Surrey Satellite Technology Ltd.(SSTL:英国)は、民間資金による宇宙望遠鏡Lazuliを搭載する宇宙機開発を受注したことを公表しました。SSTLは、深宇宙観測用に精密指向制御、推進システム、通信機能を備えた宇宙機を提供し、観測ミッションに寄与する予定です。
宇宙望遠鏡Lazuliは、元Google CEOのEric Shmidtと妻Wendyによる財団Shmidt Sciencesの資金による天文学観測プロジェクト「The Eric and Wendy Schmidt Observatory System」の一部となります。Schmidt Observatory Systemは、今年1月にアメリカ天文学会(AAS)で発表されたもので、宇宙望遠鏡Lazuliに加えて3つの地上観測施設で構成されます。4つの観測施設はいずれも低コスト、短納期での開発に注力し、2029年までの運用開始を目指す予定です。Shmidt Sciencesは資金提供だけでなく、プロジェクトの開発運用を主導します。
Lazuli宇宙望遠鏡の主鏡は直径3mで、2.4mのハッブル望遠鏡よりも大型となります。補助観測機器として広視野カメラ、面分光ユニット(IFS:Integral Field Spectroscopy)、コロナグラフを搭載予定です。Lazuliは、深宇宙観測に好適とされる高高度の月共鳴軌道(Lunar-resonant orbit)で運用され、超新星観測による宇宙膨張速度の測定、銀河の形成解析、太陽系外惑星などの詳細な観測調査が実施される見込みです。
【参考】
Surrey Satellite Technology Ltd
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