PLD Space、新型ロケットMiura5による衛星ローンチをSateliot社と契約

PLD Space signs contract with Sateliot for satellite launch using new Miura5 rocket

2026-02-16

スペインのローンチ企業PLD Space(Payload Aerospace)社は、開発中の新型ロケットMiura-5を使用した衛星2機の打ち上げ契約を、Sateliot(スペイン)と締結しました。実現すれば、ロケットと衛星の製造、打ち上げ、衛星運用、サービス利用まで全てスペイン企業で行う初のケースとなる見込みです。

Sateliotは、衛星による5G Narrowband(NB) IoT通信のネットワーク開発を進めています。現在、低軌道(LEO)衛星4機を運用しており、昨年10月には衛星と標準的なセルラーIoTデバイス間の直接通信に成功したと発表しています。
今回の契約に基づいて、Sateliotが開発する新型衛星Trito2機を、Miura5ロケットによる専用打ち上げで地球低軌道(LEO)に投入する計画です。Tritoは約160kgの小型衛星で、衛星-デバイス直接通信(D2D)が可能です。IoTデバイスへの直接接続に加えて、欧州のモバイル端末への音声・データ通信も行うデュアルユース仕様と発表されています。この契約による衛星ローンチは、2027年の予定です。

PLD社のMiura5は、欧州各国で開発が進む新型ロケットの1つです。Miura5は全高35.7m、直径2mの2段ロケットで、推進剤は液体酸素とバイオケロシンです。輸送能力は高度500kmの低軌道(赤道軌道)で最大1040kg、同高度の太陽同期軌道で540kgと公表されています。
PLD社は、欧州宇宙機関(ESA)の新興ローンチ企業育成プログラム、欧州ローンチャーチャレンジ(ELC: European Launcher Challenge)の第1ステージを通過した5社の1社です。第2ステージでは、2027年までにMiura5による軌道到達が要求されています。


【参考】

PLD Space

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