SpaceX、xAI社の買収統合と衛星100万機による宇宙AIデータセンター構想を発表
SpaceX announces acquisition and integration of xAI, unveils plan for space AI data centre with one million satellites
2026-02-02
SpaceXは、AI開発企業xAI社の買収統合、および衛星100万機による宇宙AIデータセンターに関する構想を発表しました。同社ウェブサイトにCEOのイーロン・マスク氏が投稿しました。
xAI社は、2023年にマスク氏が設立したAI企業で生成AIボット・Grokの開発を手がけています。また同社は、SNS企業のXを子会社化しています。
SpaceX(マスク氏)は、今後急速な増加が予想されるAIコンピューティング資源、およびそれに必要な発電容量を地上施設で賄うのには限界があると指摘。常時太陽光発電が可能で、維持コストが低い軌道上の衛星コンステレーションにより発電能力とAI資源を運用することが、論理的なソリューションとの考えを示しました。これを実現するため衛星100万機を軌道上で運用し、宇宙AIデータセンターの構築を目指すとしています。
同社では超大型ロケットStarshipの開発を進めており、すでに飛行試験で模擬衛星の放出に成功する段階に来ています。Starshipは現状でペイロード輸送能力は150-250トンと公表されており、今年からV3 Starlinkの軌道投入を行う見込みです。構想ではこのStarshipを1時間ごとに積載ペイロード200トンで打ち上げ、年間100万トンレベルの軌道投入を実現するとしています。軌道投入1トンあたり100kWの発電容量として、年間100万トンを投入することで100 GigaWの発電・コンピューティング資源になるとの試算です。
一部報道などでは、今回のxAI社の買収や、宇宙事業とAI事業の統合構想について、SpaceX社の株式公開への準備と見る見方も出ています。
【参考】
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