Eutelsat、MaiaSpace社とマルチローンチ輸送契約を締結

Eutelsat signs multi-launch agreement with Maia Space

2026-01-16

衛星通信大手Eutelsat社は、フランスのローンチ企業・MaiaSpaceとマルチローンチ輸送契約を締結しました。Eutelsatが運用する低軌道通信衛星コンステレーションOneWebの衛星打ち上げを行うもので、2027年より開始し数年間にわたって実施される予定です。

MaiaSpace社は、欧州の基幹ロケットArianeシリーズなども手がける、ArianeGroupの子会社で2022年に設立されました。再使用型/使い捨て型の両仕様対応のロケットMaiaを開発しています。Maiaは全高50m、直径3.5mの2段式ロケットです。1段目に再使用型エンジンPrometheusを搭載しており、推進剤はバイオメタン+液体酸素となります。輸送能力は、太陽同期軌道(SSO)へ再使用型仕様で500kg、使い捨て仕様で1.5トン、また傾斜軌道で最大4トンとしています。またColibriキックステージの増設オプションで、輸送量を1トン増やせるとのこと。
再使用型エンジン・Prometheusは欧州宇宙機関(ESA)のプロジェクトで、ArianeGroupが開発しています。PrometheusはArianeGroupの再使用型1段目実証機Themisにも採用予定となっています。

Eutelsat社のOneWeb通信衛星コンステレーションは現在、高度1200kmの低軌道で600機以上が運用中で全球の通信エリアカバーを達成しています。今後、衛星の更新と世代交代を進める計画で、今月12日には新仕様のOneWeb衛星340機をAirbus Defence and Space社に発注したことが発表されています。


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