イタリア宇宙機関、COSMO SkyMed第2世代衛星をローンチ

Italian Space Agency launches COSMO SkyMed second-generation satellite

2026-01-03

イタリア宇宙機関(ASI)は、COSMO SkyMed第2世代衛星(CSG)のローンチを実施しました。衛星打ち上げは現地時間2026年1月2日、SpaceX社ファルコン9ロケットに搭載され、米国カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地より行われました。ロケットからの分離59分後に交信が確認され、衛星は高度619kmの太陽同期軌道に投入されました。

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Credit: ESA

COSMO SkyMed第2世代(CSG)は、イタリア国防省、およびイタリア宇宙機関(ASI)の共同プロジェクトで、軍民両用(デュアルユース)で運用されています。全体で4機構成が計画されているレーダー観測(SAR)衛星コンステレーションとなります。CSG初号機は2019年、2号機は2022年に投入済みで、今回の打ち上げは3機目となります。CSGは2007-2010年に打ち上げられた、初代のCOSMO SkyMed(CSK)4機を段階的に置き換えて、観測性能の強化およびデータ提供の継続を担保するものです。
CSG衛星はXバンドSAR機器を搭載しており、最も分解能が高いスポットライトモード1は軍事専用となります。それに次ぐスポットライトモード2Aでは、0.3m×0.5mの撮像能力となり、初代CSKより性能強化が図られています。CSGは軍用以外では、環境・資源監視、海洋状況把握、インフラ監視、精密農業、災害対応など幅広い民間用途で活用されています。

COSMO SkyMed第2世代(CSG)は、イタリア企業コンソーシアムで開発製造、運用されています。Thales Alenia Space社がプログラム全体の責任者で、衛星開発・製造、全体システム設計・統合などを担当しています。Telespazio社は、地上セグメントと運用、e-GEOS社がデータ処理と販売を担っています。

*COSMO-SkyMed (Constellation of Satellites for the Mediterranean basin Observation)


【参考】

Thales Alenia Space

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