カナダ宇宙庁、月面ユーティリティーローバー搭載の科学機器に関するコンセプト研究を5機関と契約
Canadian Space Agency contracts five organisations for concept studies on scientific instruments for lunar utility rover
2025-12-17
カナダ宇宙庁(CSA)は、開発を進める月面ユーティリティーローバー(LUR: Lunar Utility Rover)に搭載する科学機器に関するフェーズ0・コンセプト研究契約を5機関に授与しました。
選定された5機関(4社、1大学)、および一部開発の方向性についての開示情報は以下のとおりです。
・ABB
赤外分光器(ALExIS:Autonomous Lunar Exploration Infrared Spectrometer)
月面の土壌組成分析
・Bubble Technology Industries
ガンマ・中性子分光計(Gamma-Neutron Spectrometer :GNS)
水素など元素分布測定
・Mission Control
自律型熱赤外線センサ(iSPI+ : Intelligent Sensing and Perception in Infrared)
オンボード分析で自律的意思決定を行う。月表面の微細な温度構造測定など。
・Bornea Dynamics
・Western University
5者は今後9か月、主契約者として他企業・研究機関と連携してコンセプト研究を実施する予定です。
カナダ宇宙庁の月面ユーティリティーローバー(LUR)は、月面での物流・物資補給、科学的調査、宇宙飛行士の活動支援などの用途を想定して研究開発が開始されています。今年7月にはLUR本体のコンセプト研究契約がカナダ企業3社に授与されています。3社は、Canadensys Aerospace、MDA Space、Mission Controlです。Mission Control社はローバー本体と搭載機器、双方の研究に選定されたことになります。
LURは2033年以降の打ち上げが予定されています。
【参考】
★ リンクURLは掲載日時点で有効のものです
