Viasat-3 Flight2ミッション、ATLAS Vロケットでローンチ

Viasat-3 Flight 2 mission launched aboard an Atlas V rocket

2025-11-14

Viasat社(米国)の静止通信衛星Viasat-3 Flight2(F2)がローンチされました。衛星打ち上げは米国時間2025年11月13日、United Launch Alliance(ULA)のATLAS Vロケットを使用し米国フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地で行われました。衛星は静止遷移軌道(GTO)に投入され、交信を確認済みです。

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Screenshot from Viasat Youtube

Viasat-3シリーズは、静止軌道上でKaバンドで運用される超高容量通信衛星です。6トン級の大型衛星で、Boeing社の702MP+衛星プラットフォームをベースに製造されています。通信容量は毎秒1テラビット(1Tbps)で、通信需要の状況に応じた動的ビームフォーミングにより柔軟な帯域幅の設定が可能です。これにより需要が伸びている航空機内接続(IFC:In Flight Connectivity)などの移動体通信、固定ブロードバンド、軍事用通信など、多様なニーズに対応する予定です。
Viasat-3はF1/2/3の3機構成のコンステレーションの計画となります。今回のViasat-3 F2は南北アメリカ上空の静止軌道スロットに配置され、同地域の通信需要に対応します。F2は今後、GTOから静止軌道(GEO)へ移動し、コミッショニングフェーズを経て2026年初頭にサービス提供を開始する予定です。

2023年に打ち上げられたViasat-3 F1は、南北アメリカ上空に投入されましたがコミッショニング時にアンテナ展開の不具合が生じ、通信性能に制約があると見られます。Viasat社によればF2の運用により同社の通信容量は倍増するとのことです。アジア太平洋地域をカバーする3機目の衛星F3は、2026年に打ち上げられ、同年サービス提供開始予定となっています。


【参考】

Viasat

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