ATMOS Space CargoとSpace Cargo Unlimited、宇宙利用・回収サービスの初回ミッションは2026年予定
ATMOS Space Cargo and Space Cargo Unlimited: First mission for space utilisation and recovery services scheduled for 2026
2025-11-12
ATMOS Space Cargo(ドイツ)とSpace Cargo Unlimited社(ルクセンブルグ)は、宇宙利用・回収サービスの初回ミッションのタスクオーダーに署名、2026年に実施予定と発表しました。SpaceX社ファルコン9ロケットの来年のライドシェアミッションで打ち上げる計画です。
宇宙空間の微小重力環境を利用した軌道上実証・製造と地球への回収は、医薬品開発、半導体製造、機能性材料開発などの用途で需要があります。両社は昨年12月に提携し、宇宙利用・回収ミッションを7回実施する計画を発表していました。初回ミッションは当初2025年第4四半期の予定でしたが、来年へと変更になりました。
このミッションはATMOS社の宇宙利用・再突入カプセルPHOENIX2の初飛行となります。同社は今年4月に試作機PHOENIX1カプセルによる再突入ミッションを実施し、飛行データやペイロードデータの取得などの成果を得ています。カプセルは、膨張式の大気減速機(IAD:Inflatable Atomshperic Declerator)を装備しており、熱シールドと減速、パラシュートの機能を兼ねています。PHOENIX2には試作機1にはなかった推進装置が搭載され、軌道上運用能力の向上が図られています。
Space Cargo Unlimited社は、宇宙利用におけるペイロード保管運用プラットフォーム「BENTOBOX」を開発しています。BENTOBOXは100kgのペイロード容量を有し、与圧/非与圧オプション、温度管理、電力、運用自動化、オンボードプロセッシングによるリアルタイムデータ取得、などを提供可能です。
ミッションでは、PHOENIX2カプセルにBENTOBOXを統合したシステムを使用し、顧客ペイロードを低軌道上で数週間にわたって運用後、大気圏再突入を行い地上で回収する計画です。
【参考】
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