Starship、11回目の飛行試験
Starship, 11th flight test.
2025-10-13
SpaceXは、超大型ロケットStarshipの11回目となる飛行試験を実施しました。打ち上げは2025年10月13日、テキサス州にある同社発射施設Starbaseより実施されました。
SpaceXによると試験の主要な目的はすべて達成したとのこと。試験の主な経過は以下のとおりです。
・1段目Super Heavy33基のRaptorエンジンを点火し、リフトオフ成功
・2段目Starship分離後、1段目Super Heavyは制御飛行を続けランディングバーンでメキシコ湾に軟着水
・Starshipは上昇を続け、所定の軌道を飛行、
・飛行中にStarlink模擬衛星8機を放出。今後の運用を想定したエンジン再点火操作を実施
・Starshipは再突入実施、フラップを使用した制御飛行後、フリップ&ランディングバーンによりインド洋の目標地点にピンポイントで軟着水
この試験に使用されたのは第2世代Starship(V2)で、次回から仕様がアップグレードされたV3での試験に入ります。今回の飛行シーケンスは概ね前回10回目試験の内容に近かったものの、次世代(V3)での操作を想定したランディングバーンの構成や、再突入時の熱防護タイルの仕様を意図的に弱めたストレステストなどが取り入れられたとのことです。
今年行われた7回目から9回目の3回の飛行試験は、すべて途中で機体が分解し早期終了となりました。しかしその後は前回10回目に続き、今回V2での最終飛行試験も成功裏に完了し、V3への順調な橋渡しとなりました。V3では仕様がアップグレードされ軌道上運用、ペイロードミッション、燃料補給、等々が予定されているとのことです。
【参考】
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