Thales Alenia Space、ローマに衛星のスマート工場を開設
Thales Alenia Space opens satellite smart factory in Rome
2025-10-07
Thales Alenia Spaceは、ローマに衛星製造のための先進的なスマート工場(Space Smart Factory)を開設しました。2025年10月7日にオープンセレモニーが開催され、イタリア大統領・セルジョ・マッタレッラ、イタリア宇宙機関(ASI) 長官・テオドロ・ヴァレンテや、Thales社幹部等が列席しました。
新工場は2023年にプロジェクトが発表されたもので、イタリア政府のPNRRファンド(コロナパンデミックからの経済復興計画)からの資金支援に加えて、Thales Alenia Space親会社ThalesやLeonardo社の投資で建設されました。投資額は1億ユーロ以上とのこと。
先進的なデジタル・ロボット技術、高度なオートメーション、再構成可能なクリーンルームなどを備え、300kg級までの小型衛星で年間100機以上の製造能力を有しています。小型衛星をメインに、様々なクラス・用途の衛星製造に柔軟に対応可能です。プロジェクト発表時の情報では総面積は21,000平方メートル、再構成可能クリーンルームが5000平米、オフィススペースが1900平米、技術サポートエリア1800平米、などとなっています。
新工場は、約70ヘクタールのエリアにテック企業約150社が集積するローマのイノベーションハブ、Tecnopolo Tiburtinoに建設されました。Thales社はオープンアプローチでサプライチェーンや研究機関とも連携し、新製品開発や人材育成にも寄与する考えです。
新工場は今年末から稼働し、イタリアの軍事通信衛星Sicral 3、第2世代Galileo衛星コンステレーション、Copernicus衛星などの試験・統合を開始する計画です。
【参考】
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