Blue Originとルクセンブルグ、月資源探査・利用プロジェクトOasisで協業

Blue Origin and Luxembourg collaborate on the Oasis lunar resource exploration project

2025-09-30

Blue Origin社は、ルクセンブルグ宇宙庁(LSA)と月資源の探査・利用を目的とするOasisプロジェクトで協業することを発表しました。ルクセンブルグの欧州宇宙資源イノベーションセンター(ESRIC, European Space Resources Innovation Centre)と衛星製造のGOMSpace社もプロジェクトを支援します。

Oasisプロジェクトは複数フェーズが計画されています。初回のOasis-1ミッションは超低空の月周回軌道上の探査機から水、金属各種、希土類元素、ヘリウム3などの月面資源の分布や推定量を高精度に観測する予定です。探査機には中性子分光器(水氷濃度)、マルチスペクトルイメージャ(ヘリウム3と地質調査)、磁力計(金属)が搭載予定です。Oasis-1ミッションの観測結果に基づいて、将来の月面探査活動や資源利用活動へつなげることを企図しています。

Blue Originは月面の現地資源利用(ISRU:In Situ Resource Utilisation)のための資源分離回収装置Blue Alchemistの開発を進めており、今月10日には詳細設計審査(CDR)の完了を発表しています。
Blue Alchemistは、月面のレゴリス(砂礫)などから酸素や金属などの資源抽出が可能な装置です。ルクセンブルグ宇宙庁(LSA)は宇宙資源利用(ISRU)に注力しており、ESRICの支持母体でもあります。
ISRU技術には、地球から輸送する燃料や物資を大幅に減らすことができる可能性があります。ミッションのコストを下げ、月への長期的なプレゼンスや火星など深宇宙探査に寄与する技術として研究開発が進められています。


【参考】

Blue Origin

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