SES、Caliabsの光通信地上局で宇宙-地上間レーザー通信技術試験を計画
SES plans space-to-ground laser communication technology test with Caliabs' optical communication ground station
2025-09-15
SES(ルクセンブルグ)はCaliabs社(フランス)と提携し、宇宙-地上間レーザー通信技術の試験を行うと明らかにしました。Caliabsの光通信地上局TILBA-OGS L10を複数新設し、試験に使用する予定です。
Caliabsは、光通信やレーザー加工機器などの光学・フォトニクス製品を開発している企業です。同社の光通信地上局は宇宙産業での採用実績を伸ばしています。宇宙地上間の光通信では大気乱流(不規則に変化する大気の流れ)や雲、エアロゾルなどの、光ビームが散乱したり歪む可能性がある大気条件が障壁となります。Caliabsは、Multi-Plane Light Conversion(MPLC)と呼ばれる技術で、大気を通過するビームの歪みを補正するソリューションを提供しています。
衛星光通信は、高速大容量、妨害や傍受に対する安全性、周波数制約が無いといった利点から世界的に開発が進められています。今回の提携に基づいてSESは、光地上局TILBA-OGS L10で双方向10Gbpsの光リンク通信を試験します。TILBA-OGSは遠隔操作可能な地上局で広範囲の地理的展開にも適しています。SES社ではこの試験を経て、TILBA-OGSを商用地上局ネットワークへの統合を始めると見られます。
【参考】
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