ISRO、小型衛星打ち上げロケットSSLVを民間へ技術移転し商業化促進

ISRO to Transfer SSLV Small Satellite Launch Vehicle Technology to Private Sector to Promote Commercialization

2025-09-11

インド宇宙研究機関(ISRO)は、同機関が開発した小型衛星打ち上げロケットSSLV(Small Satellite Launch Vehicle)について、ヒンドスタン航空機(HAL,Hindustan Aeronautics Limited)への技術移転契約を締結しました。ロケット製造・打ち上げを民営化し、需要が増加する小型衛星打ち上げ市場でインド企業のシェア拡大を目指します。

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Photo Credit: ISRO

ヒンドスタン航空機は1940年創業でアジア最大級の航空機製造企業です。SSLVは全長34m、直径2mの3段式固体燃料ロケットで、輸送能力は低軌道(LEO)へ500kgとなっています。ISROにより開発され、2023年2月に打ち上げに初成功しました。同年8月にはインド宇宙産業の参入促進を図る政府機関In-SPACeよりSSLVの技術移転・商業化(民営化)の公募が発表されていました。公式情報では開示されていませんが、この間公募に対して多数の応募提案があり、絞り込みを経て、今回の選定に至った模様です。技術移転契約はインド時間2025年9月10日、ISRO、NSIL(New Space India Limited), In-SPACe(Indian National Space Promotion and Authorisation Centre)、そしてヒンドスタン航空機社(HAL)の幹部が列席する中で締結されました。

契約は非独占契約で、技術移転に2年間、その後10年間の生産運用フェーズが設定されています。
SSLVは打ち上げ準備やメンテナンスが比較的簡易な固体式ロケットで、迅速・高頻度な打ち上げが可能と見られています。打ち上げはインド東部のサティシュ・ダワン宇宙センター、および今後開設予定のKulasekarapattinamローンチサイトから行われる予定です。


【参考】

ISRO

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【関連リンク】

ロケット製造・ローンチ

公的機関・政府政策

インド宇宙研究機関(ISRO)

New Space India Limited

ヒンドスタン航空機(HAL)

SSLV(Small Satellite Launch Vehicle)


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