低軌道測位衛星開発のXona Space Systemsが、時刻同期(T&S)ソリューション企業3社と商業契約
Xona Space Systems, a developer of low-orbit positioning satellites, signs commercial agreements with three time and synchronisation (T&S) solution companies
2025-08-12
Xona Space Systems(米国)は、時刻同期(T&S:Timing & Synchronization)ソリューション企業3社と商業契約を締結しました。
契約した3社はHoptroff、Fibrolan、Timebeatになります。Xona社のT&S業界との初契約とのことです。
時刻同期(T&S)ソリューションは、ネットワーク上の機器の時刻を共通の基準時刻に同期するプロセスで、通信システムにおいて不可欠のコンポーネントとなります。ネットワーク制御、セキュリティ、リアルタイム処理やトランザクションを行う広範なシステムで必要なプロセスとなっています。時刻同期は、NTP(Network Time Protocol)というサーバー群からの時刻ソース配信、PTP(Precision Time Protocol)と呼ばれるLAN内の高精度時刻配信、そしてGNSS(全球測位衛星システム)からのPNT配信(Positioning Navigation Timing)などを用いて行われています。
Xona Space Systemsは低軌道測位衛星(LEO PNT)コンステレーションPulsarの開発を進めています。GPSなど、従来のGNSSは、主に高度約2万kmの中軌道(MEO)や、高度約3万6000kmの静止軌道上(GEO)に展開されてきました。Pulsar衛星は高度約1000kmの低軌道(LEO)に配置予定です。低い高度に測位衛星を配置することで、減衰や妨害に強い高強度かつ高精度のPNT信号を配信することが可能になります。
今回契約したT&S企業3社は、新たに低軌道から配信される高精度なPNT情報を時刻ソースに加える計画です。Xona社は、2026年後半から商業運用版のPulsar衛星群の打ち上げを開始する予定です。
【参考】
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