Northrop Grumman、SLS用の固体ロケットブースターBOLEの初回燃焼試験を実施
Northrop Grumman conducts combustion test for next-generation solid rocket booster for SLS
2025-06-26
Northrop Grumman(米国)は、NASAの大型ロケットSpace Launch System (SLS)用の固体ロケットブースターBOLEの初回燃焼試験を実施しました。
燃焼試験はユタ州にある同社試験施設で実施され、ブースターは約2分20秒の燃焼を行いました。燃焼試験の後半、ノズルから破片が飛散しはじめ、最終的にノズル部が吹き飛ぶ異常事象が発生しました。同社では取得した試験データをもとにさらに開発を進めるとしています。
SLSはスペースシャトルの後継機で、2022年のArtemis1ミッションで初ローンチが行われました。今後のArtemisミッションや月周回宇宙ステーションGateway建設などに使用が予定されています。
現在のSLSロケットブースターは、スペースシャトル用ブースターからの派生形となり、現在製造されていないコンポーネントなどの古い仕様が含まれています。新たな固体ロケットブースターBOLE(Booster Obsolescence and Life Extension)は、現在のSLS用ブースターを大幅にアップグレードするものです。筐体が鉄から炭素繊維複合材に変わり、推進剤や主要コンポーネントも変更され、推力は10%以上アップの400万ポンド超となります。BOLEブースターは、Artemis9ミッション(SLS Block2)からの使用が計画されています。
【参考】
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