Xona Space Systems、低軌道測位衛星Pular-0をローンチ

Xona Space Systems launches Pular-0 low-earth orbit positioning satellite.

2025-06-23

Xona Space Systems(米国)は、低軌道測位衛星Pulsar-0をローンチしました。2025年6月23日、SpaceXファルコン9ロケットのライドシェアTranporter14ミッションで打ち上げられました。Pular-0はコミッショニング作業後、位置情報精度、スプーフィング対策(信号認証)、ジャミング耐性、信号の到達範囲などを検証する予定です。

Xona Space Systemsは低軌道測位衛星(LEO PNT)コンステレーションPulsarの開発を進めており、今回のPulsar-0はその量産型の初号機となります。衛星製造はAerospacelab社(ベルギー)が行っており、同社の衛星プラットフォームVSP(Versatile Satellite Platform)が使用されています。

GPSなど、従来のGNSS(全球測位衛星システム)は高度約2万kmの中軌道(MEO)と高度約3万6000kmの静止軌道上(GEO)に展開されてきました。Pulsar衛星は高度約1000kmの低軌道(LEO)に配置予定です。低い高度に測位衛星を配置することで、減衰や妨害に強い高強度かつ高精度のPNT信号を配信することが可能になります。
Xona社によればPulsarの位置精度はセンチメートル単位で、車がどの道にいるかだけでなくどの車線にいるかがわかるとのこと。またPNT信号強度は従来のGPSの100倍以上で、信号は屋内やビルの谷間でも受信できるようになるとしています。

低軌道測位衛星システム(LEO PNT)は、世界的に検討や研究開発の対象となっています。米国ではTrustpoint社がアメリカ宇宙軍の支援を受けてLEO測位衛星システムを計画しています。欧州宇宙機関(ESA)のLEO-PNTミッションで実証用小型衛星コンステレーションを計画しており、その初号機は2025年末に打ち上げ予定です。


【参考】

Xona Space Systems

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衛星運用

衛星測位・位置情報

Xona Space Systems

Pulsar (低軌道測位衛星コンステレーション)

LEO測位衛星システム(LEO PNT)


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