防衛省の多軌道観測実証衛星、スペースワンのカイロスロケットで打ち上げ予定

Japan Ministry of Defense's Multi-Orbit Observation Demonstration Satellite Scheduled for Launch on Space One's Kairos Launch Vehicle

2025-05-28

防衛省の多軌道観測実証衛星が、スペースワンが開発を進めているカイロスロケットで打ち上げ予定と発表されました。衛星打ち上げ支援事業などを手がけるスペースBDが防衛省より衛星打ち上げ業務を受託し、スペースワンがスペースBDと契約しました。

打ち上げ予定は2026年度中とのこと。打ち上げ場所は和歌山県の「スペースポート紀伊」にて実施されます。スペースワンは昨年3月と12月にカイロスロケットの打ち上げを試みましたが、ともに失敗しており、現時点ではまだ飛行に成功していません。

軌道上の衛星などの基幹的なインフラに対する一部の国や勢力からの敵対的行動の脅威が増しているという認識のもと、安全保障上の必要性から宇宙の状況把握能力を強化する動きが世界的に広がっています。
多軌道観測衛星の実証は、防衛省の宇宙領域把握(SDA:Space Domain Awareness)能力強化を目的に、低軌道から静止軌道までにまたがり不審な衛星の動きを光学衛星で検知する実証事業です。
実証衛星は、昨年8月に詳細設計審査(CDR)が完了し、製造段階に入りました。この実証事業の事業者はキヤノン電子で、同社はスペースワンを設立した出資社の1社となります。


【参考】

スペースBD

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