オットー・リリエンタールが無動力飛行を行ったゴレンベルクの丘がアメリカ航空宇宙学会より「世界最古の飛行場」に認定
Gorenberg Hill, where Otto Lilienthal made his unpowered flight, is recognised by the AIAA as the 'oldest airfield in the world'.
2025-05-26
オットー・リリエンタールが19世紀に無動力飛行を行ったドイツ・ブランデンブルク州のゴレンベルクの丘がアメリカ航空宇宙学会(AIAA)より「世界最古の飛行場」に認定され、航空宇宙史跡に指定されました。
2025年5月24日、AIAAはリリエンタールの航空史における功績を称え、この地で記念プレートの除幕式を行いました。式典ではドイツ航空宇宙センター(DLR)の研究員、Markus Raffelが除幕を行いました。DLRはリリエンタールのグライダーを再現し、Markusは2019年にそれを用いて実際の飛行に成功した人物です。
リリエンタールはハンググライダーによる本格的な無動力飛行を行ったパイオニアです。鳥の羽による飛行を研究した上でさまざまなハングライダーを制作し、丘の上から数多くの飛行実験を行いました。1891年より飛行実験を開始し、合計の飛行回数は2000回以上におよびます。最長飛行距離は250メートルとされています。
1896年8月9日、リリエンタールは飛行実験中にグライダーの失速により墜落、翌日に亡くなりました。リリエンタールの業績や実験記録は、後に初の動力飛行を行ったライト兄弟にも影響を与えました。
【参考】
★ リンクURLは掲載日時点で有効のものです
