北極の海氷域面積が観測史上最小を記録。国立極地研究所、JAXAの観測研究
Arctic sea ice extent becomes smallest in observation history. Observational research by the National Institute of Polar Research and JAXA
2025-04-18
北極の海氷域面積が最小記録を更新したと、JAXAが発表しました。北極海氷域の面積は季節で変動し、例年3月頃に最大となりますが、今年3月の最大面積は過去最小の1379万平方キロメートルでした。これは2017年に記録した最小値を下回り、40年以上にわたる衛星観測史上の最小記録を更新しました。
JAXAと国立極地研究所の北極域研究プロジェクトの一部として、観測衛星「しずく」(GCOM-W)の観測データを使い、極域の海氷域面積の空間的・時間的変化の調査研究が続けられています。しずく」にはマイクロ波放射計が搭載されており、これは水や大気が発するマイクロ波放射などを測定し、水循環変動を物理量で捉えることができるものです。
同プロジェクトが3月に公開した観測報告によれば、今年2月7日に観測された北極と南極を合わせた全球の海氷域面積は約1534万3800平方キロメートルでした。これは年間を通した海氷域の最小面積として、40年以上の衛星観測史上で最小記録となります。
【参考】
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