Albedo Space、超低軌道衛星Clarity-1をローンチ

Albedo Space launches its very-low-orbit satellite Clarity-1

2025-03-17

Albedo Space(米国)は、超低軌道(VLEO)衛星Clarityの初打ち上げを実施しました。打ち上げは2025年3月14日、SpaceX・Falcon9ロケットのライドシェアミッションTransporter-13で、カリフォルニア州バンデンバーグ宇宙軍基地より行われました。

超低軌道は100km~450kmの低高度領域です。地表に近いことのメリットとして、小型衛星の小さいペイロード(低コスト)でも高分解能撮像、低遅延通信が可能になることや、運用後に短時間で軌道離脱し宇宙デブリになりにくい、といった点があります。一方課題は、空気抵抗や重力が比較的強いため、推進装置による高度補償(修正)が多く必要になることや、空中の原子状酸素による機体材料劣化、などが挙げられます。

Clarityはこうした課題を克服し、超低軌道用に設計された世界初の商用衛星です。衛星は、高さ約3m、幅1m、質量530kgで、電気推進装置(イオンスラスタ)で高度維持を行います。またソーラーアレイは、通常の衛星のように展開せず、空気抵抗を減らすため機体表面に沿って貼られています。ペイロードは、最大10㎝分解能の光学機器と、2m分解能の熱赤外イメージャになります。10㎝分解能の撮像能力は商用衛星としては最高レベルで、超低軌道のメリットが表れています。Albedo社では、Clarityは高度275kmで5年間の運用が可能となる見込み、としています。


【参考】

Albedo Space

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