Firefly Aerospace、月面探査Blue Ghost Mission 1を成功裏に完了
Firefly Aerospace successfully completes Blue Ghost Mission 1 to the Moon.
2025-03-17
Firefly Aerospace(米国)は、月面探査Blue Ghost Mission 1の完了を発表しました。Blue Ghost Mission 1 (Ghost Riders in the Sky)は、NASAのCLPS(商業月面輸送サービス)プログラムの1つとして実施されました。月着陸船Blue GhostにペイロードとしてNASAをはじめ米国の大学、研究機関、企業からのミッション機器10個を搭載し、3月2日に月面着陸に成功していました。
3月2日の着陸以来、地球上で14日間にあたる月の昼間半日にわたり月面ミッションを実施。3月16日の月の日没後に最後の通信を受信し、ミッションは完了しました。輸送した10個のペイロードはすべて展開に成功し、運用が行われました。Firefly社はミッション目的を100%達成したと発表しています。
ペイロードミッションの一部は以下のとおりです。
LuGRE:GPSやGalileoなどの測位衛星ネットワークのGNSS信号を、初めて月への飛行中および月面で受信。これらの信号が今後月ミッションのナビゲーションに使用できる可能性が示唆されました。
NGLR:次世代月反射鏡。地球からの月レーザー測距装置からのレーザーパルス反射に成功、地球からの距離などの正確な測定が可能になります。
LEXI:X線撮像装置、太陽風や地球磁場の相互作用を調査。
LISTER:空気圧式ドリルで月地表を約3フィート掘削。月面温度と月内部からの熱の流れを測定。
また、3月14日には地球が太陽を遮る皆既食の高解像度画像を撮影しました。運用終盤の3月16日には、月の日没を撮影し、月の塵が太陽の影響を受けてどのように浮遊し、アポロ17号で宇宙飛行士ユージン・サーナンが初めて記録した、月の地平線の輝きを生み出すかについてのデータを取得しています。
Firefly社は2026年に次回の月探査ミッション、Blue Ghost Mission 2を実施予定になっています。
【参考】
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【関連リンク】
CLPS(Commercial Lunar Payload Services)
