欧州の新型ロケットAriane6、初の商業ローンチに成功

Ariane 6 rocket successfully completed its first commercial launch.

2025-03-06

欧州の新型ロケットAriane6は、初の商業ローンチに成功しました。2024年7月の初飛行に続く2回目の打ち上げは、2025年3月6日フランス領ギアナの宇宙港より実施されました。

ロケットに搭載されたフランス軍の偵察・観測衛星CSO-3は打ち上げの1時間6分後に高度800kmの太陽同期軌道(SSO)に投入されました。CSO-3は超高解像度で撮像可能な光学観測機器を搭載しており、衛星はAirbus、光学機器はThales Alenia Space社が開発製造しています。CSO-3の投入でCSO衛星は計画された3機体制となりました。

Ariane 6は欧州宇宙機関(ESA)の次世代大型ロケットプログラムで、メインコントラクターのArianegroupおよび欧州企業パートナーで共同開発が進められてきました。地球低軌道(LEO)から深宇宙探査まで、またペイロードは大型宇宙機からライドシェアまで、幅広く対応可能です。フェアリングの高さは20メートル、外部直径5.4メートルで、補助ブースター4基の仕様(Ariane64)の場合、静止トランスファ軌道(GTO)へ最大11.5トン、地球低軌道(LEO)へ21.6トンの打ち上げ能力を有しています。上段のVinciエンジンは再点火が可能で、複数軌道への対応ができるほか、ミッションの最後に軌道離脱を行いデブリ化することを抑止します。


【参考】

ESA

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