NTTドコモとSpace Compass、成層圏を飛行する高高度プラットフォームHAPS経由でスマートフォンへのデータ通信実証に成功
NTT Docomo and Space Compass successfully demonstrate data transmission to smartphones via HAPS, a high-altitude platform flying in the stratosphere
2025-03-03
NTTドコモとSpace Compassは、高度約20kmの成層圏で飛行する高高度無人機プラットフォームHAPSを経由して、地上基地局とスマートフォンとのデータ通信実証に成功しました。
実証はケニア共和国ライキピアカウンティで実施され、地上のLTE基地局から電波を送信、高度20kmのHAPSを経由して地上のスマートフォンに伝送することに成功しました。HAPS機体にはAirbusグループAALTO社のZephyrが使用されました。NTTドコモとSpace Compassは2024年6月にAALTOへ最大1億ドルの出資を発表しています。
HAPS(High Altitude Platform Station)は、高度10-50kmの成層圏を長期間にわたり飛行滞在できる無人機で、通信やセンシングなどの用途で開発が進められています。HAPSを通信基地局として成層圏で滞在・運用することで、海洋、山間部、空中などの領域での端末直接・低遅延通信環境が実現可能になります。AALTOが開発したHAPS「Zephyr」は太陽光発電で運用され、成層圏に数か月滞在可能とされています。Zephyrの現在の成層圏での連続飛行時間は64日、とのことです。
NTTドコモとSpace Compassは2026年のHAPSサービス商用化を目指して、開発を推進する計画です。
【参考】
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