欧州宇宙機関、レーザーを使用した衛星測位システムの研究をOHBと契約
European Space Agency contracts OHB for research into laser-based satellite positioning systems
2025-02-10
欧州宇宙機関(ESA)は、レーザーを使用した衛星測位システムの研究プロジェクトOpSTAR(Optical Synchronized Time and Rainging)のフェーズA/B1(定義フェーズ)について、OHB Systems(ドイツ)と契約したことを明らかにしました。
光リンクで時間同期と測距を行う衛星測位システムの開発実証を目指すもので、このフェーズの目的は衛星コンステレーションにおける衛星間光リンクでの時間転送と測距に関するコンセプトと主要技術の開発となります。このアプローチでは衛星間で時間と位置を同期させることができるため、従来、信号の正確性の検証に必要とされた地上局を大きく減らすことが可能となります。また衛星に搭載する原子時計は故障しやすい難点があるところ、これを地上に移すことが可能となり衛星を小型化することにつながります。
この技術が実現した場合の測位精度はミリメートル・レベルの空間精度とピコ秒・レベルのタイミングに達し、測位システムの性能を桁違いに向上させることが期待される、としています。このプロジェクトはOHBをメインコントラクタとし、ドイツ企業を中心として欧州の合計33の企業・研究機関で実施される予定です。
【参考】
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