ハイドロゲルを使用した宇宙放射線シールドを研究、ベルギー・ゲント大学
Research on space radiation shielding using hydrogel, University of Ghent, Belgium
2025-02-06
3Dプリントしたハイドロゲルで宇宙放射線シールドを作る研究がベルギー・ゲント大学で行われています。
水は密度が高く、水素原子を多く含むことで入ってくる放射線粒子を減速させることができ、放射線遮蔽効果があることが判明しています。しかし水のままシールド素材として使用することは、宇宙服での動きへの制約、分布が不均衡になることや漏水などのリスクがあります。これらの解決策として、超吸収性ポリマー(SAP)に水を含ませたハイドロゲルを代替素材として使用することを検討しているとのこと。SAPは、自重の数百倍の液体を吸収し保持することが可能な素材です。
ハイドロゲルは医療用途では、がんの放射線治療において患部以外の周辺臓器を守るスペーサーとしても使用実績があります。このハイドロゲルを3Dプリント技術で自由度の高い形状で量産を可能にし、放射線シールドとして使用することを目指す研究が進められる予定です。
【参考】
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