欧州Vegaロケット最終ローンチ、観測衛星Sentinel-2Cの軌道投入に成功
Final launch of the European Vega rocket, successful orbit insertion of the Sentinel-2C satellite.
2024-09-05
2024年9月5日、欧州宇宙機関(ESA)はコペルニクス計画の観測衛星Sentinel-2Cの打ち上げに成功しました。ローンチはフランス領ギアナの欧州宇宙港にて、Vegaロケットで実施されました。Vegaは今回が22回目のフライトで最終ローンチとなり、今後は後継機Vega-Cが運用されることになります。Vegaの製造はAVIO社(イタリア)、現在のローンチサービスはArianespaceが担当しています。
コペルニクス計画は欧州連合(EU)の地球観測プログラムで、欧州宇宙機関(ESA)や欧州気象衛星開発機構(EUMETSAT)、および欧州の宇宙産業が衛星の開発設計、打ち上げ、運用、データ取得等を担っています。専用衛星Sentinelファミリーをメインに、既存の商用衛星や地上データも組み合わせて全地球の陸海空のデータ各種、気候変動、災害対応、安全保障などにかかわる観測データを収集、データプラットフォーム化し公開しています。
Sentinel-2衛星シリーズは、高度786kmの同じ太陽同期軌道上で180度(真逆の位置)離した2機の衛星で構成され、マルチスペクトル観測機器を搭載しています。2015年にSentinel-2A、2017年にはSentinel-2Bが投入され、2機セットで運用されてきました。今回のSentinel-2Cはシリーズの後継機で2Aと交代、今後2Dも投入されて2機交代となる予定です。
コペルニクスの次回ミッションはSentinel-1C衛星がVega-Cロケットで打ち上げられる予定で、実施時期は2024年中とされています。
【参考】
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