スターライナー宇宙船、初の有人飛行に成功

Starliner makes first crewed flight

2024-06-05

2024年6月5日、NASA宇宙飛行士2名を乗せたBOEING社のスターライナー宇宙船は初となる有人試験飛行に成功しました。打ち上げは同日、フロリダ州ケープカナベラル宇宙軍基地よりULAのアトラスVロケットで行われました。アトラスVは正常にスターライナーを分離し、スターライナーはエンジンを点火、国際宇宙ステーション(ISS)に向けて飛行中です。今後約24時間後にISSへ到達、ドッキングが予定されています。

搭乗している宇宙飛行士はNASAのButch Wilmore、および Suni Williamsの2名となります。2名はISSに滞在後、スターライナーでISSから地球に帰還する予定です。スターライナーは過去2回の無人飛行試験を実施しています。2022年5月に実施された無人飛行(Orbital Flight Test: OFT-2)では、打ち上げ、ISSへのドッキングから地球に軟着陸までの一連のプロセスを成功させました。

NASAは、Commercial Crew Program (CCP:商業乗員輸送プログラム)を設立し、ISSへの乗員の往復輸送を担う民間サービスを米国企業から選定・発注、開発支援をしています。スターライナーはCCPに基づき、今後民間による乗員宇宙輸送を担うべく開発が進められてきました。スペースXのドラゴン宇宙船は先行して2020年よりCCPの商業運用を行っています。ボーイングのStarlinerが今回の有人フライトに成功すれば、今年末にもStarliner Oneが飛行可能になる見込みです。
NASAは商業乗員輸送プログラムにおいて、2機種(2社)での運用体制構築の重要性を繰り返し強調してきました。複数選択肢を有することによる冗長性の確保、コスト競争などのメリットがあるためで、Starlinerの運用開始でその実現が見込まれます。


【参考】

BOEING
NASA
ULA

【関連リンク】

ロケット製造・ローンチ

衛星・宇宙機製造

ボーイング

NASA

ULA

Starliner (Boeing)

Commercial Crew Program(CCP)

有人宇宙船


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