ロッキードマーチン社、DRACO核熱ロケットの開発実証を受注

DARPA Selects Lockheed Martin to Develop DRACO Nuclear Thermal Rocket

2023-07-26

ロッキードマーチン社は、DARPA(国防高等研究計画局)より核熱ロケットエンジン宇宙実験機(X-NTRV)の開発・実証を受注した、と発表しました。DARPAはNASAと共同で核熱ロケットエンジンの開発実証プロジェクト(DRACO)を進めており、今回の契約でこのプロジェクトの技術開発の一部をロッキード社が担うことになります。

核熱推進ロケット(NTP)は核分裂炉を利用して超高温を発生、水素推進剤を膨張させノズル噴出することで推力を得るものです。核分裂炉は安全のため、宇宙の所定の軌道投入後に起動されます。NTPは従来の推進装置に比べて速く、高効率(燃費)であり、NASAが目指す火星への有人飛行実現の鍵となる技術の一つとされています。ロッキードマーチンは核分裂炉の開発、および燃料となる高純度低濃縮ウラン(HALEU)の製造に関して、原子力部品メーカーであるBWX Technologies社と提携をしています。

核熱ロケット宇宙実験機による宇宙でのフライト実証は2027年までに実施予定、と発表されています。


【参考】

ロッキードマーチン:プレスリリース
DARPA:プレスリリース
BMX Technologies:プレスリリース

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